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HomePodの日本発売は流れるか、廉価版HomePodの噂は?

Apple HomePod 上面 Apple HomePod

2018年2月に発売されたAppleのスマートスピーカーHomePodだが、その価格とスマートスピーカとしての方向性によって売れ行きが伸びていない。

Edge of Techでもハンズオンレビューを行い、実際のホームポッドに触れた。確かに音質は良く、普通のスピーカーとしては良質な製品だったが、スマートスピーカーとして見ると、Google HomeやAmazon Echoには敵わないだろう。

Appleは高音質なスマートスピーカーとしてHomePodを広める戦略をとったのだろうが、消費者のニーズには合わなかったようだ。

廉価版HomePodの販売の噂があるが

HomePodの売れ行きが悪いことから、Appleが次なる戦略としてGoogle HomeやAmazon Echoと同じ価格帯に向けたスマートスピーカーの開発を進めているのではないかという噂がささやかれている。

しかし、Apple製品の推測で定評のあるKGIアナリストのクオ氏はこの噂を肯定していない。

多くの場合、クオ氏はAppleの企業買収や部品発注の情報からAppleが次にどのような製品を発表するかを推測している。

このことを逆から考えると、クオ氏が今回の噂を否定しているということは、Appleが低価格帯のスマートスピーカーの開発に向けてアクションを起こしていないことを意味する。

Appleは製品が発売される1~2年前ほどに開発に取り組み始めるが、HomePodの売れ行きが伸びないさなかで次の戦略を考えていないことから、Appleはスマートスピーカー市場に対して積極的では無いと考えられる。

HomePodの日本発売は無くなる可能性も

クオ氏によればAppleはHomePodを発売から2か月で200万個ほど売り上げたと推測している。この数は当初の見込みよりも大幅に低いとクオ氏は見解を示した。

Google Homeは発売から約3カ月で600万台売れたが、3つのバリエーションがあり、個々の売り上げ台数は発表されていない。

HomePod発売当初は近いうちに日本でも発売されるという噂が有力だったが、売れ行きが悪いとなるとAppleが他の地域でHomePodを売り出す可能性は低くなる。

6月に行われるWWDCでHomePodに関連する新たなアナウンスが行われる可能性もあるが、基本的に日本での発売は2019年以降になると考えた方がいいだろう。

状況が悪くなれば日本での発売の話そのものが流れてしまう可能性もある。

追記日本の総務省のデータベースにHomePodのモデル番号が追加されたことが明らかになった。Appleが日本での販売に向けて動き出しているとみていいだろう。

AppleがHomePodの売り上げを伸ばすためには

そもそもAppleはスマートスピーカーの製造に適していない。なぜなら、AppleはApple以外のサービスを利用させたがらない傾向にあるからだ。HomePodがBluetoothを搭載しているのにも関わらず、Bluetoothスピーカーとして使用できなかったり、Apple Musicにしか対応していないというのが例だ。

Google Homeであればサードパーティー製アプリの使用、Bluetoothスピーカーとしての使用などが可能ため、ユーザーはGoogle Homeを購入することで多くのサービスを利用することができる。さらにGoogle Homeの場合はGoogle Homeから出力される音声をBluetooth接続によって他社のスピーカーから出力させることもできる。

Appleがスマートスピーカー市場で成功するにはHomePodで他社の色々なサービスを使用できるようにしなければいけないだろう。

確かに、Appleが自社のサービスを普及させたいのは納得がいくが、そのために必要なことは自社のサービスの利便性を高めることであり、他社のサービスを使用できなくすることではない。

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