iOS11アップデートによって、道路状況を共有できるWazeというカーナビアプリの中から音楽アプリであるSpotifyの操作が可能になった。
Androidでは半年前に実装されていた機能だ。
この機能を使用すれば運転中にWazeとSpotifyのアプリを切り替える必要が無くなる。
Wazers with @Android devices, connect your @Spotify app & get ready to #RockTheRoad with new Waze Spotify playlists: https://t.co/GBcO6TVIwD pic.twitter.com/E6FaQcqhJM
— waze (@waze) 2017年6月21日
Wazeとは
Wazeというアプリは日本ではあまり知らていないが、実は世界最大のカーナビアプリである。Wazeでは事故の情報や警察の取り締まり情報、ガソリンの価格の情報などを運転者同士で共有することができる。いわば、トラックの運転手やバスの運転手が行っている無線での連携をスマートフォンのアプリにしたようなものだ。
WazeはGoogleに買収されたため、地図にはグーグルマップの技術が組み込まれており、動作にも信用が持てる。グーグルマップに情報共有機能をプラスしたカーナビアプリと考えればわかりやすいだろう。
Spotifyとは
一方、Spotifyは音楽を楽しむアプリだ。このアプリは無料でも音楽が聴き放題だが、無料版だと、曲の再生方法がシャッフル再生に限定され、曲送りの回数にも制限がかかる。また曲のダウンロードも不可能だ。
月額980円の有料版に移行する事によってすべての制限が解除される。
単純にBGMとして好きな曲をランダムで流したいという方は無料版でも十分だろう。
この2つのアプリを連携させることによって運転中にスマートフォンをカーナビ且つカーステレオとしてスムーズに活用できる。
Wazeで交通情報を確認しながらアプリを切り替えることなく、Spotifyで流している音楽の曲名を確認したり、他の曲へ飛ばしたりすることが可能だ。
ただ、Spotifyが無料版だと、自由に曲を変更したり無制限に曲を飛ばすことができないので、Wazeとの連携を十分に活用することはできないかもしれない。
どちらにしろ、一度試してみるのは悪くはないだろう。
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