11月3日にiPhone Xが発売されたばかりだが、すでに2018年のiPhoneの憶測が始まっている。
KGI証券のアナリストであるMing-Chi Kuo氏は2018年後期に3種類のiPhoneが発売されると推測を発表した。Ming-Chi Kuo氏は、2018年後期に発売される全てのiPhoneにはホームボタンが設置されず、フルスクリーンになると予測している。
そのうちの2つのモデルはiPhone Xの後継モデルと予測されており、どちらのモデルもOLED(有機EL)ディスプレイを搭載したモデルになるという。また、画面のサイズは6.5インチと5.8インチが用意されると予想されている。
もう1つはiPhone 8の後継モデルに当たると推測されている6.1インチLCD(液晶)ディスプレイを搭載したモデルだ。
2017年のiPhone | 2018年のiPhone |
iPhone X | OLEDディスプレイ 6.5インチ |
OLEDディスプレイ 5.8インチ | |
iPhone 8 | LCDディスプレイ 6.1インチ |
iPhone 8 Plus |
デザイン面ではLCDディスプレイを搭載した機種はガラス背面ではなく、iPhone 7以前の機種のような金属の背面に戻るという。また、iPhone 8では3色だったカラーバリエーションも6色ほどに戻るのではないかと予想されている。
もし、これが真実であればAppleはiPhone Xの後継機種とiPhone 8の後継機種の差別化を図ろうとしていると考えられる。
iPhoneを落としてしまった時の修理費の面からみてもガラス背面のコストは高く、廉価モデルとなったiPhone8の後継機種にはガラス背面は必要ないかもしれない。
ただ、2018年のiPhone が発売されるまでには1年近くあり、これらの予想がどの程度当たっているのかはわからない。
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