PUBGを模倣したスマホ版のバトルロワイヤルゲームが無料配信されている中、公式のモバイル版PUBGがリリースされる予定だ。
PUBGの公式モバイル版はTencentがPC版PUBGの開発元であるBuleholeと共同で開発している。
今のところリリースが予定されているのは中国本土のみで、いつリリースされるのかも明かされていないが、PUBGは日本でも流行中のゲームなのでじきに日本でもリリースされる可能性は高い。
Buleholeがモバイル版PUBGの開発に乗り出したのはPUBGを模倣したスマホ版バトルロワイヤルが流行していることが影響していると考えられる。
Tencentはモバイル版PUBGはPC版のPUBGと大部分の構造が同じだと発表しており、PC版と同じ楽しみ方ができると考えられる。もちろんスマートフォンでゲームをプレイするため、マウスではなくタッチスクリーンを使った操作となる。また、ラグの影響なども大きくなるのは仕方がないだろう。
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2つのモバイル版PUBGがリリース予定
PUBG公式のモバイル版は2つに分けてリリースされる予定だ。それぞれのゲームはTencent傘下のスタジオによって開発される。
1つめはLIGHTSPEED & QUANTUM STUDIOが開発しているBattlefieldというゲームだ。BattelefieldはPC版PUBGをスマホ用に再開発したゲームであり、今回の報道で注目を集めている。
2つめはTimi Studio Groupが開発しているArmy Attackというゲームだ。このゲームはプレイヤーが船やヘリコプターなどを操縦することが可能で、海上戦がメインのゲームだという。Army Attackは今までのPC版PUBGにアレンジが加わったゲームとなりそうだ。また、PUBGではゲーム開始時にパラシュートから降下するが、Army Attackはそのような開始方法ではないという。
この2つのゲームは開発元が違うがどちらもPC版PUBGの開発元の許可を得ており、PUBGの公式モバイル版ということになる。
TencentとPUBG
ロイター通信によるとTencentは中国においてPC版PUBGの独占運営権も獲得しているという。
これには中国の規制にが関係しており、中国が舞台になっているBattlefield 4というFPSゲームは規制のために中国国内では手に入れることができなかったという事例もある。
Tencentは中国でのPUBG運営において、ゲーム内容に修正を加え、中国の文化や価値観、道徳的規範に配慮するとしている。
現在のPC版PUBGではチートが蔓延しており、チーターは中国人の割合が高いという情報もある。中国での独占運営権がTencentに委ねらると同時に、サーバーの増設やチート対策の強化も発表されている。Blueholeが中国での独占運営権をTencentに委ねたのにはそのような狙いもあるのだろう。
モバイル版PUBGのリリースはいつになるか
中国以外でのモバイル版PUBGのリリースに関しては言及されておらず、Tencentは単に中国本土で最初にリリースすると発表している。日本でリリースされる可能性は高いが、いつになるかは不明だ。いち早く試してみたいという方は中国のAppleアカウントやGoogleplayのアカウントを作成することでいち早く入手することが可能になる。
中国でリリースされた際にはThe Abroad Newsで動画を撮影し、ゲームプレイをお伝えする予定だ。
eye-catching image credit: BagoGames
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